パラグアイ旅行情報

パラグアイまでのルート、準備、空港・市内間の交通事情、両替、市内交通、等。ホテルショッピングは別ページです。

準備

パラグアイ情報源

日本語で書かれた旅行案内はないと思ったほうがよい。英語版ではBradt Travel Guide Paraguay 初版2011年、Lonley Planet South Americaの一部であるParaguay、程度であろう。

長期滞在情報としてはJICAパラグアイ生活情報があるが、外交官待遇なので別格であることを認識して読む必要がある。

携行通貨

米国ドル現金を持参し、現地で両替する方法とATMで現地通貨ガラニが引き出す方法がある。筆者は両方を併用している。円は流通していなない。

携行品

筆者は原則として現地調達主義である。生活に必要なものは入手可能であるが、小さな包丁や特殊な事務機器、小型プリンタ等は携行した方がよい。レンタカーを想定し国際免許証は携行したほうがよい。

衣類

はじめての国では情報不足から必要な衣類は持参している。アスンシオンではほとんどの衣類、下着からスーツまで入手可能であるが選択肢は多くはない。特にサイズが豊富かどうかは不明だ。筆者の場合、安上がりにできているのでサイズがないことはない。ショッピングセンター等のブティックは割高な印象を受ける。筆者は通常、日本から持参し、持ち帰らないことが多い。

携行日本食

日系人社会があるからといって期待し過ぎてはいけない、少し持参し自炊すれば食生活が豊かになる。

アスンシオンでの短期滞在で食生活を豊かにする携行日本食材

アパートホテルに滞在することとアスンシオンで購入可能な日本食材や韓国食材を考慮して日本から持参したら食生活が豊かになる携行食品リストです。アパートホテルでは、IHクッカー、電子レンジが用意されている場合が多いので、これらを使って調理できる範囲です。食器類は全て用意されている前提ですが、どんぶりのような器は現地調達する必要があるでしょう、シリアルボウルで代用できます。備え付け包丁はほとんど切れないと思った方が良い。

今回、アスンシオンには日系人社会があり日本食が手に入ると聞いていたので焼のり以外、食料品は携行しなかったが、アスンシオンの現状から以下の食品があると食生活が豊かになる。

1.インスタントみそ汁; 味噌は売っているが調理しなければならない。インスタントみそ汁があれば食事が豊かになるのは間違いない。

2.焼のり; 軽いし嵩張らないので持参しやすいことに加え、ご飯との相性がよい。

3.インスタントスパゲティソース; パスタは茹でられるので、それに塗すだけで並みのスパゲティが出来上がる。

4.インスタントラーメン; アスンシオンで販売されているインスタントラーメンは、ブラジル製ニッシンですが、日本のそれとは大きく内容が異なります。棒ラーメンは逸品ですね。韓国製ラーメンも入手可能。

5.ふりかけ類; これでご飯が美味しく食べられる。

6.醤油類; パラグアイ産、ブラジル産醤油は売っているが、減塩とか特殊な醤油は売っていないので、必要とする方は持参をお薦めする。

7.鰹節; 小さなパック入りのが使いやすい。

8.チューブ入りワサビ・ショウガ; 一本づつあれば何かと便利だ。

9.粉末のお茶;美味しいお茶が飲める。アスンシオン日本料理レストランがあるがまともなお茶は飲めないので。

10.コーヒーセット(コーヒー豆、紙フィルター、ドリップ容器);お湯を沸かせばコーヒーが飲める。(カフェでは美味しいコーヒーが飲めるであくまでも自宅で)

アスンシオン国際空港から市内へ

アスンシオン国際空港

空路の場合、Silvio Pettirossi International Airport、通称アスンシオン空港へ到着する。アスンシオン郊外、市から6kmのLuque市に位置するパラグアイ随一つの空港、空港の名称はパラグアイ人パイロットSilvio Pettirossiに由来する。

入国管理

機内で配布される入国管理カードに所定の内容を記入して窓口に出す、日本国籍の場合、ブラジルを除く他の南米諸国同様、90日間のビザが到着時に取得できる。

カートの使い方

ターンテーブルの奥にカートが置いてある、無料だがこのカートは独特なデザインで荷物を乗せにくい。もちろん新しくはないので、キャスターが動作するか否かを確認して利用する。ターンテーブルの周りには、ヘルプのおじさんがかなり待っている。こちらは当然ながら有料だろう。

税関

カートに乗せた荷物を税関のX線検査機に通し、それを受け取ってお仕舞い。そして、入国となる。

空港内での両替

税関を出た左側奥に銀行窓口がある。ATMも確か近くにあったはず。ATMでクレジットカードを利用してキャッシングする場合は25,000GSの手数料がかかる。これは、クレジットカード会社の手数料とは別である。

空港からアスンシオン市内への移動

タクシー

荷物があるのでタクシーを利用した。荷物がなくてもタクシーであったであろう。市内までは協定料金で、100,000GS(約2000円)の料金となっている。

バス

路線バスもあるが、乗り場はターミナルからやや離れている。確認はしていない。

アスンシオン市内での移動

徒歩

セントロ以外は低密度に広がった市街地なので覚悟して歩く必要がある。セントロは密度が高いので徒歩のほうが楽だし、歩いていて楽しい。

バス

2300GS、路線がかなり多いので理解していないと乗れない、玄人向け。バスはエアコン無し、通常ぼろい。ディーゼルエンジンから黒煙はきまくり、カラーリングは芸術作品の感がある。

タクシー

メーター式で初乗り5,000PYG、300PYG(80m)ごと加算される。10-15分乗ると25,000程度(500円)となる。かなり高い料金体系かもしれない。筆者のホテルからセントロまで行くと30,000PYG程度となる。夜間(10時以降5時まで)、日曜日は30%増しとなる。アスンシオンのタクシーは流していない。通常、タクシーストップで待っているのに乗るか、無線タクシーを呼ぶことになる。

タクシーで領収書を受け取れるか否かはそのタクシーによる。一般的に「チケット」といえばメータから控えを印刷してくれる。どうしても必要な方は、文房具やで領収書を購入しておくことをお薦めする。

レンタカー

韓国車がほとんど、一部ブラジル組み立て車。やはり価格競争力があるからだろうか、一昔前とは様相が異なる。タクシーが割高なのでインセンティブが高い。USD40程度から借りられる。

National CarRental

http://www.national.com.py/

All inclusive except fuel、 Excess charge USD0.35/km、 燃料は満タン、満タン返し

カテゴリーA  Kia Picanto

USD45/day、 USD40/day (7days), USD921 (30days) , USD997 (30days with automatic)

カテゴリーB Kia Rio/ Chevrolet New Corsa

USD57/day, USD51/day more than 7days, USD1,168 /30days, USD1,284/30days

その他のレンタカー会社

Localiza
http://www.localiza.com.py/

AVIS
http://www.avis.com.py/

Hertz
http://www.hertz.com.py

運転手付きサービス

この国では(この地域)でこのサービスは一般的ではない。レンタカーを借りて運転手を雇用するのが一般的だし、こちらのがコストがかからない。運転手付きサービスがないわけではないが、このサービスを探し出すのが容易ではない。車持ち込みでのこのようなビジネスはあまり見かけない。筆者からすれば特殊な国となる。

アスンシオンから地方都市へ

Rep. Argentinaにあるバスターミナルから地方バス・国際バスが出ている。

バス会社はNSA、Encarvacionがレベルが高い。

Nuestra Senora de la Asuncion

http://www.nsa.com.py/

La Encarnacena

http://www.laencarnacena.com.py/

Terminal de Omnibus Asuncion

http://www.mca.gov.py/

アスンシオンのバスターミナル

地図

パラグアイのバス

http://www.bus-america.com/linea_PA_2.htm#C

Pluma

http://www.pluma.com.br/

アスンシオンから他の南米の都市へ

ブエノスアイレス

TAMが日2便()、アルゼンチン航空が日1便()

サンパウロ

TAM

サンチアゴ

TAM

その他、南米諸都市へフライトが就航している。

中南米諸国の査証

ブラジル

アスンシオンのブラジル領事館で確認したところ、下記の2書類がネックとなった。かなり敷居が高い。

1)過去3か月分の預金残高証明(英文)

2)航空券

ブラジル領事館の場所(大使館とは異なる)

 

その他の中南米諸国

日本国籍の場合、概ね入国時に90日間の査証が受給できるが、ブラジルはビザを申請する必要がある。最近、ブラジルのビザ申請書類が厳しくなっている、特に過去3カ月の銀行残高証明

アスンシオン市内での支払い通貨、両替、クレジットカードの利用

支払い通貨

ショップにより値札の通貨が米国ドルの場合があり、その場合は米国ドル、若しくは、ガラニ換算でのでの支払いとなる。

両替商での両替

街中に両替商があり容易に両替が可能であるが、が営業時間が決まっているので確認する。

クレジットカードによるキャッシング

一回で500,000PYGから1,500,000PYGまでキャッシングできる。1回25,000PYGの手数料がかかるので金額が大きいほど割安となる。この手数料は、クレジットカード会社へ支払う手数料とは別でATM機器の使用料となっている。

筆者がItau銀行のATM(Mariscal Lopez Shopping)からクレジットカードでキャッシングをしたときの明細は以下の通り。

現地通貨・手数料・利息等に1525,000PYGとあり、支払い金額に実際の引き落とし日までの利息424円が上乗せされている。さらに「その他請求」として210円のATM手数料がチャージされている。つまり、パラグアイでのATM利用料金25,000PYG(475円)+利息424円+ATM利用料210円=1,109円が手数料・利息としてかかっている。

手数料が高いクレジットカードの利用

この国でのクレジットカードは利用できるものの、その手数料が高く、利用需要はあるが実際の利用者は限られている。手数料は、通常、購買価格の10%を要求される。これはクレジットカード端末の利用料が5%、クレジットカード利用料が5%とされているが、クレジットカードは通常3%なので、かなり吹かしてある。中には、クレジットカードを利用した支払いでは、税務申告から逃れられないのか、10%の付加価値税を付加し、合計で20%の手数料が必要だというホテルがあった。高級ホテルではこのようなことはない。手数料を取るというショップで最低の手数料は9%であった。

請求書かレシートか?

支払いの際、factura o receivo?と聞かれることが多い。facturaが正式な領収書、通し番号が振ってあるがreceivoはレジスターの控えのようなもので正式ではない。正式な領収書には支払者、納税番号、通貨、金額、付加価値税が明記される。

タクシーでは領収書を受け取れるか否かはそのタクシーによる。一般的に「チケット」といえばメータから控えを印刷してくれる。さもなくば、自前の領収書を用意しておいた方がよい、文房具やで販売している。

アスンシオンでの滞在と仕事

アスンシオンのどの地区に滞在するか

仕事場に近い方がよいが必ずしも仕事場に近い地区に適当なホテルやアパートがあるとは限らない。

アスンシオンのホテル

長期滞在向けのサービスアパートメントの代替宿泊施設としてアパートホテルという名称の宿泊施設があり、簡易キッチンが付いている。どこのアパートホテルも電子レンジとIHクッカー程度なので法律で規制されているのではないかと思う。簡易キッチンのないアパートホテルもあり、単にホテルではないかとお思う。このアパートホテル、多くはないし、それほど宣伝もしていないので探すのに苦労した。

アパートホテルの他は、通常のホテルとなる。

市内の移動

レンタカーを自分で運転するのが最も便利だろう。若しくは車両を借り上げること。それ以外だとタクシーでの移動となる。しかし、タクシーは流しは少なく、タクシーストップへ行くか、無線で呼ぶ以外捕まえる方法がない。よってかなり不便である。

どこでなにを食べるか

レストランとカフェのページを参照。

ショッピング

日用生活用品、衣類、食品、事務機器の調達などは、ショッピングのページを参照。

基本情報

通貨と両替

通貨はgarani、G.1,000とかGS.10,000と表示される。PGS。

紙幣は、100,000 50,000 20,000 10,000 5,000 2,000があり、紙幣には1000を意味する100Milや50Milと表記されている。2,000はプラスチック製の紙幣、100Milを除いて紙幣はボロボロである。

硬貨は、1,000 500 100 50がある。

対ユーロ為替レート(EUR1.0)

提供: ja.exchange-rates.org

対円各通貨レート(in JPY)

提供: ja.exchange-rates.org
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時差

パラグアイ時間はGMT-4:00、日本からマイナス13時間です。夏時間はマイナス12時間となる。

電圧とプラグ

電圧は220V、周波数は50H、プラグは二つの丸いピンが付いたヨーロッパCタイプです。日本と同じタイプも使える場合が多い。アルゼンチンやウルグアイからの輸入品には「ハの字」型コンセントの場合がある、その時は金物やでアダプターを入手する。販売店では用意してくれない。

医療

 

在外公館医務官情報-パラグアイ

アスンシオンの天候等

地理、気温・降水量

アスンシオンは、標高100m(空港)、南回帰線よりやや南、南緯25度16分、西経57度40分、パラナ川水系のパラグアイ川のアスンシオン湾沿岸に位置する、対岸はアルゼンチン。気候は亜熱帯性気候。

 

Asuncion, Paraguay

アスンシオン&パラグアイ・リンク

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